夫は育児休職を取得したんだけど、残業大国日本じゃ男性の育休は進んでないよね

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大阪からこんばんは。
ついこの間書いた、ブログをグーロスハックさせる記事がバズって、次何書こうか考えてたら書けなくなってしまいましたw
いやうそです、大阪の実家に帰ってきてゆっくり寝てしまってパソコン触ってません。まなしばです。

というわけで気を取り直して、ちょっと考える系の記事を。

我が家は昨年の1月に娘が生まれて、私は産休を取って育休を取りました。
そして同じ企業に務める、同期の夫も一緒に育児休職を取得したんですよ。

夫は半年間、私と一緒に育休を取りました。

これをいろんな人に話していると

「すごいね!!!話聞かせて!」とか
「反対とかなかった?どんな感じなの?」
って言われます。

働く女性の現状 Women Will Japan

これはGoogleのWomenwillという女性活躍支援のコミュニティサイトのソースですが、「子育てのために休む男性は、男性の1.89%」なんですよね。超少数。絶滅危惧種レベルです。

で、半年間も育休を取れたうちの会社を、さぞかし育児家事にやさしい会社なんだと思われるんですけど、社内の男性育休取得率は2%くらいでした。日本社会の平均とほぼ同じです。

どうやって男性の育休を取るのか

じゃあ、どうやって育休を取れたのかっていう話になります。

ただ、こうやったら育休取れる!なんて方法を書くつもりもないですし、特効薬はないと思ってます。

ただ、確実にキーポイントとなるのは、「上司の存在」です。

部下が育児のために長期間休む・・というのを直接承認するのは上司ですよね。育児に理解のある上司、「イクボス」の存在が必要不可欠です。

我家の場合は、この上司の理解もあって、育休を取得することができました。

しかし、上司よりも強敵がいました。

「男は仕事をして働いてお金を稼いで、女は家事育児をするもんだ」と考えている団塊世代の我々の親です。

彼らは高度成長期に、男は働いて働いて働いて、女は家を守って専業主婦!というのが当たり前の時代だったわけですから、その考え方が当然になっています。私の親も専業主婦ですし。

夫の両親は特にその考え方があったもんだから、反対されました。

「お金はどうするんだ?」
「そんなのアリなのか?」
といった具合です。

夫は、「お金はハローワークから給料の70%出るので大丈夫、俺は育児王になるんだーーー」と言って反対を押し切って育休しました。笑

デメリットはやはりキャリアには多少の支障があることです。(でももっと短期間なら支障はないと思います)

しかし、夫婦一緒に、得体の知れない言葉も通じない乳幼児を相手に、育児をしていくことは、夫婦の絆も深くなるし精神的にも安定します。これは断言できますね。

とりあえず残業しないでさっさと帰ろうよー

若いうちは給料が少なくて、でも残業代は出ますよね。(年棒制のところもあるけれど)

だから、長時間働いて残業代をもらう働き方に慣れてしまう。私自身も1年目、2年目は月に100時間ほど働いたりしていた時期もありましたが、今考えるとありえない。本当ありえない。

「その会議ほんとにいるの?」

「その仕事明日でもいいんじゃないの?」

「会議に全員が出る必要あるの?」

今考えてもいらないことが多いです。でも言えなかったし、言える雰囲気じゃない。

なぜならずっとそのやり方でやってきていて、今更変えるなんて過去を否定するみたいだ。

定時を超えて残業してその場しのぎにしたほうが、いかに時間を節約して短時間で終わらせるか考えて実行するより、簡単なんですよね。

でもそれでいいのか。

仕事の価値は時間で決まるんじゃない。成果で決まるんです。

そんな働き方をしていて自分の実力になりますか。
ただだらだらと残業していても、会社がなくなっても自分で稼いでいける技術や能力はありますか。
その時間、もっと有効活用して勉強やスキルアップにつながる何かに割いたほうが、自分のためじゃないですか。

過去の自分に言いたいです。

労働時間至上主義の日系企業は、もっと考え方を変えていく必要があります。これは社長が、人事が、というだけでなく、社員個人がみんなで考えて実践していくことが大事だと思ってます。

労働時間至上主義がなくなれば、働き方が変わる

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そうすれば、在宅勤務がもっと広がったり、育児中のワーキングマザーやワーキングファーザーも、時短勤務を取得して働きやすくなるはずです。介護中の社員もしかり。

転勤?

パソコンひとつあれば働けるような、柔軟な働き方をもっと奨励していきませんか。今やチャットでも何でも、やろうと思えばできますよね。お客さん回りや大事なときだけ出勤でもいいはずです。

男性の家事育児コミットが女性の社会進出を促進させる

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働き方が変わって男女とも早く家に帰れば、家事育児に時間を回せます。

この毎日の時間の積み重ねこそが、女性の社会進出を促すんですよね。夫も家事育児ができるから、女性も安心して仕事ができるという。

実際うちは今も夫はだいたい定時に帰ってきますが、めちゃくちゃ助かります。3人揃ってみんなでご飯を食べてお風呂に入れるので、ずいぶんスムーズに時間を使えます。

そして子供が寝た後は、私はこうやってブログ書いたり、夫はウェブサービスつくったりと、創作的なことに時間を使うことができます。会社で遅くまで仕事していても、創作的なことはできるんでしょうか。私はできなさそうです。

まとめ

つらつらと我が家の体験談をもとに提言してきましたが、男性の育児休職の取得率がまだまだ低いいま、こうやって体験者が発信することは非常に重要だと感じるばかりです。

あー、もっと柔軟な働き方、そして理解が広まれば、女性の社会進出も進んで二人目の出産率も上がるのになあ、と思うばかりです。

皆さんも意見があれば、TwitterやLINEで教えて下さいね。

おしまーい!

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