ジュニアNISAって何?金融庁の中の人に詳しく聞いてきた

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ジュニアNISA

ジュニアNISAが、今年2016年から始まっているのをご存知でしょうか。

どうもママブロガーのまなしばです。今日はいつになくお金の話です。

我が家では資産の運用は大の苦手でして、夫も私もメーカー思考(お金はモノをつくって増やす)なもんだから、お金をお金で増やす、運用するみたいな思考がなくて、ずっと資産運用については勉強不足で生きてきました。

だってよくわからないじゃないですか・・・勉強しないとわからないし。

で、今回ご縁がありまして金融庁の方からお声掛けがあったんです。ぜひ一緒に「ジュニアNISAを広めてくれないか」、って。

き、金融庁って、あの・・・・

ジュニアNISA 金融庁

※某半沢直樹シリーズより

こわい。何を検査されてしまうんだろう感満載。

しかもジュニアNISAを広めたい、って、そんな無茶ぶりな。何で私なんだ。金融の知識がまるでない。

しかもジュニアNISA??なんて読むの?ニサ?ニーサね。ニーサ。

NISAのこども版です。

というわけでよくわからないので、早速金融庁に行って、あれやこれやと聞いてきました。

※以下のお話は金融庁の中の一担当の方にお話を伺ったものです。あくまで個人的なお話として非公式に、です。

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行ったはいいが金融庁に入れない

ジュニアNISA 金融庁

東京は霞が関にやってまいりました。ビルが高いよ・・・。

ジュニアNISA 金融庁

きたきた。これが金融庁か。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ジュニアNISA 金融庁

入館するにあたって、お話を伺う担当の方の部署やらお名前やらを受付で紙に書いて提出し、いざ入館証がもらえた、と思ったら、どうやら身分証明書がないと入館できないらしい。

身分証明書?財布の中だ。

・・・ん?
かばんを探しても財布がない。

今日に限って財布を忘れるサザエまなしば。
※私はよく財布を忘れて出かけるんです・・

脇汗だけが流れていく。

このまま入館できずに取材は終わるのか・・・そんなまさか。

と思っていたら担当さんが迎えに来てもらえれば入れるそうな。よかったよかった・・。

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早速ですがジュニアNISAって何ですか

そういうわけで迎えに来て頂き、無事に金融庁に入館できました。最初から危なっかしいなぁ。超スミマセン。

manashiba (1)
まなしば

はじめまして。まなしばです。本日はよろしくお願いします。

kinyucyo
金融庁さん

ジュニアNISA 金融庁

こちらこそ来て頂きありがとうございます。メールでお伝えしていた通り、ジュニアNISAを広めたく、また従来と違ったアプローチをしたく個人的にお声掛けさせていただきました。いつもは金融系のメディアさんに取材いただいたりするんですけれどね。

manashiba (1)
まなしば

そ、そうなのですね(震え声)。それでは早速ですが、ジュニアNISAについて教えてください。

kinyucyo
金融庁さん

まず、ジュニアNISAは、子供や孫のために、株や投資信託などの金融商品を買うと、その利益に対する税金がゼロになる制度のことです。

具体的には、証券会社や銀行、郵便局などの金融機関で、ジュニアNISAの専用口座を開き、この口座で株や投資信託(以下:投信)を買えば、そこで得た値上がり益や配当金(投信なら分配金)にたいして、税金がゼロになるのです。

本来なら約20%取られる税金がゼロになって、なおかつ子供向けというのは初めての制度なのです。

manashiba (1)
まなしば

ふ、ふむ・・・。つまり、子供や孫のためにまず口座をつくって、そこで例えば50万円投資して、1000万円の利益が出たとしても、その1000万円分の利益に対して課税はされないっていうお得な制度ということですね。

kinyucyo
金融庁さん

そうです。本来なら約20%の税金がかかるので、1000万円利益が出たとしても、税金は200万円かかるものが、ゼロになるんです。

manashiba (1)
まなしば

それはすごいですね。でも、何かしら制約はあるんですよね・・・?

kinyucyo
金融庁さん

もちろん無条件に税金がゼロになるわけではありません。

ジュニアNISA口座で株や投信を買えるのは1年間に80万円までで、5年間で最大400万円です。この金額内で投資したものに対して、課税されないということです。

また、現在のところ、永遠に続く制度ではなく、口座を開設できる期間は決まっていて、2016年から2023年(平成35年)までの8年間となっています。

manashiba (1)
まなしば

なるほど・・・。関西人なので期間限定という言葉に弱いので興味が湧いてきました。大人向けのNISAも現在あると思うのですが、それとは全然違うのですか。

kinyucyo
金融庁さん

はい、違います。以下の表を見て下さい。大人向けNISAとの主な違いをまとめています。

はじめてでもわかる、大人向けNISAとジュニアNISAの違い

 大人向けNISAジュニアNISA
対象は?20歳以上19歳以下(未婚)
限度額は?年120万円、最大600万円年80万円、最大400万円
引き出しは?自由18歳を過ぎてから
課税されるのは?特に無し18歳未満で引き出す場合
投資・管理は?本人親(親権者)等
金融機関の変更1年ごとに可能不可能
投資期間は?2023年まで2023年まで

manashiba (1)
まなしば

う〜ん、ジュニアNISAのほうが制約が多くて難しそうなんですが、特に注意すべき点などありますか。

kinyucyo
金融庁さん

まずジュニアNISAの口座を持てるのは、日本国内に住む0~19歳の未成年者です。口座自体は子どもや孫名義で作る必要があります。

そして親などの親権者が代理として管理します。どの株や投信を買うかは、親が決定します。

また、原則として18歳までは払い出し制限があり、18歳未満で引き出す場合は課税されてしまいます。ただし、災害などのやむを得ない場合のみ、非課税での払い出しが可能です。

そして、金融機関の変更ができないので、最初の金融機関の選択は大事です。例えば証券会社なら株は購入できますが、銀行や郵便局では株を購入することはできません。それぞれの金融機関で出している商品をチェックする必要があります。

manashiba (1)
まなしば

そうなのですね。いろいろと制約があるし、どうなんでしょう。ちょっと使いづらい気がしてきました。

kinyucyo
金融庁さん

制約はありますが、いいこともありますよ。例えば、お金は誰が出してあげてもいいんです。親でなくとも、祖父母だったり。親族間でなくともOKです。

これは「贈与」にあたり、この贈与こそがジュニアNISAの醍醐味でもあるんです。

manashiba (1)
まなしば

でも、贈与とか、お金をもらったり財産を相続するとなると、また税金がかかるんじゃないですか。

kinyucyo
金融庁さん

そうです。一般に贈与は、もらう人1人につき、1年間で110万円以下なら非課税です。

ジュニアNISAの非課税枠は年間で最大80万円なので、ジュニアNISAの非課税枠内で運用すれば、税金はかかりません。2015年に相続税が大幅に増税されたいま、ジュニアNISAを使って贈与を活用しない手はありません*1。

(*1:ただし、贈与の非課税枠は、ジュニアNISAを利用したからといって増えるわけではありません。例えば祖母が孫に「ジュニアNISAで投信を買って」と100万円贈与したら、その年の非課税枠は残り10万円ということです。翌年になればまた非課税枠は110万円となります。)

manashiba (1)
まなしば

じゃあ、祖父母とか親が、子どもに贈与してこそのジュニアNISAということなんですね。だいたいわかってきました。でも、そもそもどうしてジュニアNISAは誕生したんですか。

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どうしてジュニアNISAをつくったのか?

kinyucyo
金融庁さん

そもそも、いま預貯金でお金を持っている人が、世帯ベースで半分と言われていて。投資信託を使って貯蓄をしてほしいというのが始まりです。

株でもってもらうと、経済全体の成長につながるわけですから。

manashiba (1)
まなしば

た、確かに、我が家もほとんど預貯金です・・・。これをなんとかしなくちゃと、ただいま模索中です。

kinyucyo
金融庁さん

ですよね。それに、いまほとんどの資産は高齢の富裕層がもっていて、もっと現役世代、若い人たちにお金を動かしてもらいたいんですね。「投資」を経験してもらって、高齢者に偏っているお金を、動かすきっかけになってほしいんです。

manashiba (1)
まなしば

それは、少子高齢化の流れで感じるところがありますね。

kinyucyo
金融庁さん

もちろん、祖父母や親の資産を遺産として相続することはありますが、その段階だと、

本当にお金が必要な、子どもが大学に行くまでの時期を過ぎている場合もあります。

祖父母や親が子どもを援助することは、親と子、祖父と孫の間の資産の移転という意味でも、それから子どもや孫の教育資金を必要な時期に支援するという意味でも、Win-Winなのです。

manashiba (1)
まなしば

なるほど。

kinyucyo
金融庁さん

もちろんジュニアNISAは投資なのでリスクはありますが、そもそも、預貯金にリスクがないとは言えないと思うんですね。時代によって物価の変動があるわけですから、貨幣価値というのは変わっていきますし。

それに、預貯金は金利も低いですし。資産は分散させて持っておくのがいいと思います。

manashiba (1)
まなしば

そうですね。とりあえず、特に祖父母からお金をいただいてこそのジュニアNISAだなと感じてきました。じぃじばぁばにねだってみよう。

ジュニアNISAと学資保険

manashiba (1)
まなしば

でも、18歳まで引き出せないとなると(※非課税の場合。どうしても引き出したい場合は課税されるが、ジュニアNISA口座自体は廃止となる。)、ものすごく長期の運用ですよね。学資保険とはどう違うんでしょうか。

・・・と、疑問を持ったので、調べてみました。

学資保険とは

おもに、子どもの大学の学費を準備するための貯蓄と保険が合体した商品です。

親は、月々に決められた保険料を支払い、子どもが大学に入学する年齢になったとき(満期)に、入学金や学費などに使うための教育資金として、積み立てたお金が戻ってくるというのが特徴です。

最大の特徴は、途中で親や祖父母が死んだり障害で働けなくなった場合は、それ以降の保険料を支払う必要はなく、満期には約束どおりのお金がもらえることです。「保険」の機能が最大の特徴。

メリットをあげると、

  • 保障の仕組みがある
  • 自分で株などを買う必要がないため、管理や知識がいらない
  • 教育資金以外の目的で解約はできないので、確実に貯蓄できる

などでしょうか。

ジュニアNISAと学資保険どちらがいいか

ここで両者には向いている人が違うということがわかります。まとめると以下のようになります。

 ジュニアNISA学資保険
元本割れリスクあり。買う商品によるほとんどなし。途中解約時に発生
満期なしあり
途中引き出し可能だが課税可能だが元本割れの恐れあり
利回りリターンも損失もある低い
税金優遇売却益や配当金が非課税最高4万円の所得控除
保険機能なしあり
健康状態制限なし親が不健康だと加入制限も
投資の知識必要不要
資金計画立てにくく狂う可能性もある立てやすい

学資保険は、元本割れ(投資した金額より価値が下回ること)のリスクは途中解約しない限りほとんどないですし(商品によるとはいえ)、確実に貯蓄できて、万が一の時の保険の機能があるというのは、ジュニアNISAと違っていいところだと思います。

保険機能を確実に求めるなら学資保険、リスクも承知の上で運用したいならジュニアNISAですね。

そもそも比較するのはナンセンスかもしれませんが、とはいえ大切な資金を長期間運用するとなると、自分に合ったのは何なのか、考えないといけません。

例えば、すでに世帯主(旦那さん)に、終身保険をがっつりかけているのであれば、学資保険よりもジュニアNISAまたはNISAで賢く運用できればいいですし、またそうでなければ学資保険も手だと思います。

ジュニアNISAで引き出したお金は自由に使える(使途自由)ので、まずは少額から、資産運用について勉強しながらやってみるのもいいかもしれません。

で?結局まなしばはどうするの?

まなしば
まなしば

うーん。ひとまず口座を持っている証券会社で大人用のNISAからはじめてみますかね。あとはじぃじばぁばにねだってみたいと思います。

やはり祖父母からの資産の移転、という点に長所があるように思うので、それを最大限に活かしたいと思います。

金融庁さん、ありがとうございました。

kinyucyo
金融庁さん

ジュニアNISA、よ・ろ・し・く・ね♡

まなしば
まなしば

皆さんもご自身の資産について、また父母・祖父母からの資産の移転について、ぜひ一度考えてみてください。

こちらの本も参考にさせていただきました。

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