【保活】日本の保育園探しはここがおかしい

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本日役所に来年4月度入園の保育園申し込みを行ってきました、@まなしばです。

ちょうど12月の今頃の時期が、来年4月入園の認可保育園の申し込み締め切りだったりして、区役所も、それから保活をしている方も一番忙しい時期ではないでしょうか。

私は保活というものを今年初めて行ったのですが、やればやるほどおかしいと思うことがたくさんあったので、保育園探しの現状を知らない人のためにも、まとめておきたいと思います。

以下は保育園を探す親目線での話です。

photo credit: horizontal.integration via photopin cc

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都市部では足りない保育園

ニュースでも選挙でも「待機児童問題」がよく挙げられます。
この待機児童という定義は、「認可保育園に入りたくて入所申し込みをしているのに、入れなくて待機している児童のこと」を指します。

ちなみに認可保育園とは、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理等)をクリアして都道府県知事に認可された施設です。
他に保育園は、「認証保育所」という東京都独自の基準を設定し、都と区が補助しているもの、あとは私立の「認可外の保育施設」にわかれます。

この、認可保育園待ちの待機児童が今日本でどれくらいいるのか。
2014年4月1日時点で、待機児童は2万1371人。
2万人もいるだなんて、少子化なのにおかしいなあ、と思われるかもしれませんが、こんなにいるんです。

参考

専業主婦家庭が多かった昔に比べて、働く需要が増えたというのもあると思います。

ちなみに待機児童が一番多い市町村は、東京都世田谷区で、圧巻の1109人。
我が家がある東京都大田区はそれに次いで2位で、613人です。

保育園に入りたい人がこんなにもいる一方で、少子化、さらに政府も待機児童を解消するための政策を行っているはずにもかかわらず、この数字はおかしいですよね。

この問題については、下記の記事でこう紹介されています。

「海外では子どもは国民の一人として大切にされて、その権利が認められている。でも日本では、国連で採択されている『児童の権利に関する条約』に批准しているけれども、就学前の子どもの居場所に関する権利や、それに対する国の義務が一切ないのです。小学校は憲法で義務教育として保障されています。だから、保育所に入れない子どもがいても、小学校に入れない子はいないわけです」

つまり、法律で決められていないために、まだまだ整備が追いつかないと言われています。難しいですね。

参考

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フルタイム8時間共働きでも認可保育園は厳しい

これは全国でも待機児童が二番目に多い大田区在住の私の場合を書きたいと思います。
(他の地域ではここまで厳しくはないと思いますが都内は同じような状況が考えられます)

保活をしていて、区役所の方に、「△保育園は◯点なら入れる」という情報を教えてもらうことができたのですが、その点数の高さに驚愕しました。

点数とは、親の労働時間、兄弟の有無、すでに認可外の保育園などに預けているなどの実績によって、点数化され、それが保育園入園の選考基準となるのですが、

例えば我が家の場合は、
フルタイム8時間労働の両親=11点×2人なので、「22点」となります。
これがどちらかが7時間勤務、6時間勤務となっていくと、点数が11点+10点=「21点」、などと下がっていきます。
点数は高い方が保育園は入りやすくなります。

で、私が住んでいる近くの保育園はほとんど「22点の第一希望がボーダーライン」と言われました。

つまり、フルタイム8時間勤務の両親でなければ、認可保育園に入るのは難しいという現実です。
もしくは、両親ともに8時間勤務でなければ、すでに認可外保育園に預けて働いている場合の「+2点の加算」や、ほかに兄弟がいる場合の「+1点の加算」など、加算要素がないと厳しい。

短時間勤務の人や、例えば専業主婦の人が、働こうと思って保育園を探しても、認可保育園にはほとんど入ることができないという現実。

働きたいが故に預けるための保育園を探すが、一方保育園も親の就労が決まっていないと高い点数は得られず、ここでループが発生するという事態になりかねない。

ここで気づくことは、
あれ?国は女性の活躍を推進しているのに、おかしくない?となるわけです。

そう、おかしいんですよ。。

国も自治体も、待機児童問題を解消するために、保育園の0歳児、1歳児入園の定員の枠を増やしたり、必死で予算を割いているとは思いますが、理想には程遠いことがわかります。

※あくまで激戦区の地域の場合ですが。

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自治体によって情報の開示に差がある

これは同じく保活を経験した友人たちと保活について話していてわかったことですが、市区町村、自治体によって、情報の開示に差があるんです。

例えば、上述したように、大田区だと「22点がボーダーライン」だと区役所では教えてもらうことができたのですが(これもHPでは公開はしておらず、口頭だと教えてもらうことができました)、〇〇区だとそんなことは教えてもらえなかった、△△市では自分の点数とともに真摯にアドバイスをしてくれた、□□市では前年度の実績データを教えてくれたなど、自治体によって対応が違うようです。

これってどうなのでしょう?
何も教えてもらえない自治体の場合、親は不安で仕方がないと思います。

基本的に認可保育園の選考は保育園ではなく自治体が行うので、手元にはすべて情報があるはずです。
親の点数相応に見合った保育園がどのへんかくらい、親は知ることができてもいいのでは?

自分の偏差値がわからないのに、東大を第一志望にしようか、どうしようか悩むようなものです。
そんなことってないですよね…

保育園を選ぶ親たちが、フェアな状態で保育園探しをすることができてもいいのでは?と思います。

電子化されていない

これはあまりに電子化されておらず、びっくりしました。(これまた自身の経験だけですが)
入園の申し込みが手書きなのは、まだ、まだ許せるとしても(しかし役所の人も第6希望などまで書いた紙を何百枚も集計するの大変ですね、、)、保育園の見学申し込みから、情報収集まで、すべてマニュアル。

保育園の見学申し込みはすべて各保育園に電話で申し込みだし、
保育園の定員情報や申し込み情報はすべて紙のパンフレット。

就活のように、企業の説明会をWEBで申し込み、さらには面接の予約までWEBでできる・・・なんて夢のまた夢のように感じました。

ただでさえ、0歳児や1歳児の乳児を連れての大変な保活なのに、もっと簡素化されてほしいと思います。

これに関しては2015年4月から子ども・子育て支援新制度が始まりますから、そこに期待をしたいところです。

参考

まとめ

ここで書いたことはあくまで私の経験ですが、同じように思っている方も多いと思います。
一人目でこんな大変な保活をして、二人目や三人目も・・・と考えるとぞっとします(兄弟加点があるとはいえ)。

とはいえ、保育園が足りないなら増やせばいい、と私も思っていたのですが、それと同時に保育の質を保ったままというのは難しい問題ですし、認可保育園のような大規模のものだけでなく、保育ママや定期利用の保育室など、小規模のものも、親としては選択肢として考えていきたいところです。
実際に、こうした小規模保育は徐々に増えているのは事実だと思います。

まなしば的まとめ

女性が働けば日本の労働力は向上しますし、経済的にも豊かになって子どもも増える。
子どもが増えれば将来の日本を担う人たちが増えるわけですから、国も豊かになる。
そのための一つとしても、やはり待機児童の問題は看過できないものです。
保育園に入れたら終わり、ではないはず。

将来を担う子どもを社会みんなで育てられるような社会になってほしいと思いますし、私もできるだけ声を上げていきたいと思います。

おしまい。

2015/2/20追記

保育園入れました。

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