WordPressで、記事ページにて、特定のカテゴリやタグの記事だけ、決まった文章を出したいときの出し分け方法を解説します。
例えば、私のブログ内の場合。アーティスト「Perfume」の記事には、Perfumeというカテゴリを設定しています。その記事ページには、PerfumeのAmazon関連商品を出したり、といったことをしています。
例)Perfumeおすすめ曲ベスト10!ファン歴6年の私が大好きな曲リスト
この記事の下部に入れています。
このように、その記事を読んでいる人に興味のありそうな商品やアフィリエイト広告を設置したりすることができます。
この方法だと、個別の記事を一つずつ修正する必要もないので、メンテナンスも楽です。すべてsingle.phpなどに書いているので。
また、広告だけでなくお知らせや文章も出せるので、この条件分岐は使いこなしたいところです。コピペでできるのでやってみてください。
※ほぼコピペでできますがPHPを触るので必ずバックアップを取って自己責任でお願いします。
パッと読むための見出し
事前準備
カテゴリIDやタグIDを調べよう
まず、出したいカテゴリのIDやタグのID(番号みたいなもの)を知らないと出せません。
カテゴリIDの調べ方は、WordPressの管理画面にて、投稿→カテゴリー→で該当のカテゴリーにカーソルをオンにすると、表示されます。
ShowID for Post/Page/Category/Tag/Comment プラグインを使おう
とはいえ、これをすべて調べたり毎回カーソルをオンにしていると面倒なので、これを取得して表示してくれるプラグインがあるので私はそれを使っています。
ShowID for Post/Page/Category/Tag/Comment
というプラグインです。
新規プラグインから追加していただき、有効にするだけで、表示されます。
わかりやすく表示してくれるようになりました。
ちなみにカテゴリやタグだけでなく、投稿画面での記事IDも簡単にわかるようになります。
特定のカテゴリに特定の内容を記述したい場合
次に実際にコードを紹介します。
1つのカテゴリを指定する場合
<?php if(in_category('1')){ ?> ここに入れたい内容 <?php }; ?>
これは例えばカテゴリIDが「1」のときに、「ここに入れたい内容」を出します。
具体的には、WordPress内のsingle.phpの下部などに記述してみてください。
私はこのsingle.php(記事ページ)に、PerfumeのカテゴリIDを指定して、記述しています。
ご自身の指定したいカテゴリIDに書き換えてください。簡単ですね。
複数のカテゴリを指定する場合
上は1つのカテゴリにだけ出したい場合でしたが、複数のカテゴリに出したい場合もあるかと思います。そういう場合は以下のコードを記述してください。
<?php if(in_category( array( 1,2,3,4,5 ))){ ?> ここに入れたい内容 <?php }; ?>
例なので「1,2,3,4,5」というふうにしていますが、例えばカテゴリIDが23と50のときに出したい内容がある場合は、数字を「23,50」に変えてください。
タグで出し分けをしたい場合
カテゴリだけでなく、タグを使って出し分けしたい場合もあるかと思います。そのコードも紹介します。
1つのタグを指定する場合
<?php if(has_tag('1')){ ?> ここに入れたい内容 <?php }; ?>
これもさっきと同じく、1つのタグを指定する場合です。タグIDが「1」のときに「ここに入れたい内容」を出します。
複数のタグを指定する場合
複数の場合は下のコード。
1,2,3,4,5と指定していますが、ここを好きなものに変えてください。
<?php if(has_tag( array( 1,2,3,4,5 ))){ ?> ここに入れたい内容 <?php }; ?>
まとめ
そういうわけで、読者さんがいま見ているカテゴリや記事に興味のありそうな広告や文章を出す方法でした。
私はこの方法でちょこちょこアフィリエイトなどの成果も上がっているため、WordPressのみなさんもぜひやってみてください。
何を出せばいいのかわからないというのがあるかもしれませんが、基本は今見ている記事と親和性のありそうな、読者さんが興味のありそうなものを出してみる、そして検証するというのをぜひやってみてください。
おしまい、まなしばでした。