子供の歯並びが悪くなるのは「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬杖」

歯並び

子供の歯並びが悪くなるのは「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬杖」

歯並び
@Manamiです。

こんな記事を読みました。

子供の「歯並び」阻害する「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬づえ」 | mixiニュース子供の「歯並び」阻害する「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬づえ」 | mixiニュース

記事の内容がよかったので紹介します。

「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬杖」はNG

歯並びに悪影響を及ぼすのは「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬杖」だそうです。
以下、記事から引用すると

 5歳の長女の前歯のかみ合わせがおかしい。2歳ごろからなんとなく気になっていたが、最近では上下の前歯が外に開いているように見える。すると歯科健診で「指しゃぶりしていませんか」と指摘された。聞けば、指しゃぶりのほか、うつぶせ寝や頬づえをつくなどのくせ、硬い物をあまり食べない食生活が、歯列・咬合(こうごう)に悪影響を及ぼすという。専門家は「幼少期から正しい生活習慣を身に付けることは、心身の健全な成長だけでなく、歯並びにとっても大切」という。(横山由紀子)

長女は、生後数カ月から親指を吸うくせがあった。しつこく注意したり、おしゃぶりを与えたりしてみたが効果がなく、結局眠くなるといつも親指が口元に吸い込まれてしまう。まだ小さいからと目をつぶっていたが、健診で指摘され、不安になってきた。保育所の友達にもやはり指しゃぶりのくせがある。母親は「上下の前歯のかみ合わせがうまく合わない」と心配していた。

「指しゃぶり」はだめなのですね。癖になってしまう前に、おしゃぶりで代用したりする必要があるようです。

これまで千人近くの子供の歯列・咬合育成に取り組んできた、中道歯科医院(大阪市平野区)の中道哲医長は、「親指をしゃぶり続けると、上の前歯が前方に出る上顎前突(じょうがくぜんとつ)(出っ歯)、上下の前歯のかみ合わせに隙間が開く開咬(かいこう)になる」という。「最近は歯磨きの徹底などで虫歯が減る一方で、生活習慣によって歯列・咬合の問題が増えています」

虫歯は減っているけど歯並びはよくない。まさに、確かに、私も、夫もだ。。

口を閉じる癖付けを

中道医長のもとを訪れた7歳の男児は、上の前歯が下の前歯より後ろにある「反対咬合」(受け口)で、食べ物を上手にかむことができないため、飲み込むように食べていた。

話を聞いてみると、男児にはうつぶせ寝と口呼吸のくせがあったため、中道医長はあおむけに寝ること、口を閉じて鼻で呼吸することを指導。就寝中、寝返りを打ってうつぶせになる男児を親が何度も上向きに姿勢を直したり、日中、テレビゲームの最中はカードを唇で挟んで口を閉じるくせをつけるなどしたところ、半年後には、上の前歯が外側に出て食べ方にも改善が見られたという。

中道医長は、「うつぶせ寝や横向き寝、頬づえなどのくせは、かみ合わせや顔の骨格の発育に影響を及ぼす。また、口をポカンと開けていると、顔の筋肉や顎の骨の発育に良くないだけでなく、口腔(こうくう)内が乾燥して歯茎が腫れたり虫歯の原因になることもあります」と話す。

「口呼吸」がだめなことは聞いた事があります。でもそれが癖づいてしまった子供が「鼻呼吸」に戻すには、大変ですね。親が早期に気付くしかなさそうです。

三歳児検診を目安に

口の形に悪影響を及ぼす生活習慣はほかにもある。硬い物を食べず、よくかまない食生活を送ると、顎の骨が十分に成育せず、歯が並ぶスペースが確保できなくなり、歯が重なり合ってデコボコになった状態の「叢生(そうせい)」(乱ぐい歯、八重歯)の原因に。

また、舌が常時前歯を触ったり、歯と歯の間に舌を挟む癖が、「上顎前突」や「下顎前突(かがくぜんとつ)」などの要因となる。

歯列や咬合に問題があると、外見への影響だけでなく、食べ物がうまくかめなかったり、滑舌が悪くなり発音が不明瞭になったり、全身のバランスや運動能力にも影響するという。

厚生労働省の平成23年歯科疾患実態調査によると、12歳以上20歳未満で「叢生」のある人は約44%で、平成17年の約40%よりも4ポイント増えている。

中道医長は「子供の歯並びは、乳歯が生えそろった時期の3歳児健診を節目に、早期発見、早期改善を心がけることが大切。大きくなってから矯正治療を受ければいいと考える前に、生活習慣を整えることが重要と考えてほしい」とアドバイス。なお、80歳で20本以上の歯を有しているのは、歯列・咬合が整った人が多いという。「子供のうちからきれいな歯並びを作ることは一生の健康につながる」と話している。

引用元:産経ニュース 子供の「歯並び」阻害する「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬づえ」

なんと、80歳で20本以上の歯を有しているのは、歯列・咬合が整った人が多いとは。幼いころころからの生活習慣は一生ものですね。勉強になりました。

他のサイトでは「よく噛むこと」を言及

子供の歯並び予防はよく噛むこと

子供の頃に、よく噛まなくても食べられる軟らかい食事やよく噛まずに飲み物と一緒に飲み込むような食べ方ばかりをしていると、あごの骨の成長期にあごが十分に発達せずに小さくなってしまいます。

結果、小さなあごに大きな歯が生えるので、歯が並ぶだけの十分なスペースがなく前後にデコボコとした歯並びになってしまいます。

できるだけ高額な矯正治療を受けないで済むようにしっかり噛む習慣をつけましょう。

→具体策は「硬いものを噛むこと」

現代の食卓に出てくるものは、口あたりがよく、やわらかいものが多く、特に子供たちの好物はカレー、ハンバーグ、オムレツ、スパゲティなど、どれもあまり咬まなくても食べられるような物ばかり。

そんな物ばかり食べていると、顎の成長はスムーズに行われず、華奢で小さい顎になってしまいます。

小さめの顎と聞くと良いことのように聞こえるかもしれませんが、永久歯が生える際に顎が小さすぎると歯が並びきれず、場所がなく横にはみ出て、歯並びがガタガタになってしまいます。

最近の子供たちには、このような混み合った歯並びの子が非常に増えています。また、顎を動かす筋肉の成長も当然不完全となり、本来の機能を発揮できず、不自然なバランスの中で働かざるを得なくなります。

お子様には小さいうちから硬い物を噛ませるようにしてくださいね。

引用元:いなみ矯正歯科 子供の歯並び予防はよく噛むこと

なるほど、「硬い物」を「よく噛む」こと。
とはいえ食卓で硬いものをだそう!というわけにはなかなかならないので、これはそういう歯固めに使用できるいろんなおもちゃもありますから、それで練習させてもいいかもしれません。

これ我が家でも持っています。
そろそろ自分で握れるようになってきたので、噛ませてみようと思います。

このバナナ、有名なものですよね。我が家も購入しようかな。

これはなんだかスタイリッシュです。こういうのもアリ。

まとめ

私自身、そして夫も「八重歯」持ちで非常に歯並びが悪い。そのため指摘されている「指しゃぶり」「うつぶせ寝」「頬杖」などが歯並びの整列によくないというのは知りませんでした。
「硬いものを噛まない」、などは知っていましたが、普段から意識するよう心掛けたいものです。

指しゃぶりも、乳幼児のうちから癖になってしまっているので、おしゃぶりに替えるなど、対応しないといけませんね。
勉強になりました。

おしまい。