抱っこひもって本当に種類がたくさんありますよね。娘もいまやもうすぐ2歳ですくすく育っていますが、どんな抱っこひもを買えばいいか本当にわからなくて困っていました。
そこで色々試着したりして体験したんですがね。
今回、napnap(ナップナップ)という抱っこひもを手に入れまして、これはいいな、おすすめできるな、と思ったので、ママブロガーとしても紹介したいと思います。ちなみにアップリカの抱っこひもを最初に一本目として購入したので、それとの比較です。
napnap(ナップナップ)の抱っこひもって?
napnapというブランドを聞いたことがある方はほとんどいないのではないでしょうか。抱っこひもといえばエルゴが有名ですしね。
そんなnapnapは、日本製です。そのため、欧米の赤ちゃんとは違って、日本人の小柄な赤ちゃんでもすっぽり安心の設計になっている、というのが特徴です。
エルゴベビーだと、赤ちゃんの股が開きすぎて心配なのでは?と思われる方も多いのですが、napnapの抱っこひもは比較的コンパクトな作りで、特に新生児からでも安心して使えるようになっています。
また、SGマーク付きで安全な設計だと認証されていて、整体師、保育士、子育て中のママが一緒に協同開発した渾身の商品とのことです。
napnap抱っこひもの良いところ
napnap抱っこひもの、特に良いところを挙げたいと思います。
他の抱っこひもに比べコスパが非常に高い
この抱っこひもの1番の特徴は、はじめに結論から言いますが、コスパが大変高いことです。エルゴやアップリカ、ベビービョルンなどの抱っこひもと比べても、圧倒的にお安いです。
エルゴだと、新生児から使えるセットも揃えるとなると、定価でだいたい2万5千円程度しますが、こちらのナップナップは、なんと半額程度の1万2千円程度で、新生児から使えるセットが揃います。これは大きい。
安かろう悪かろうでもなく、実際手にとってみても、それから抱っこをしてみても、必要十分という感じです。
ちなみに少し脱線しますが、楽天市場などネットで売られているエルゴの約60%は偽物だということです。確かに楽天で買えば安いのですが、エルゴの偽物は強度に問題があり落下につながるという実験結果も出ているので、注意してください。
というか安いからという理由で偽物は買わないで下さい><
おんぶも安心!落下防止ベルトで赤ちゃんの落下を防ぐ
抱っこひもで1番怖いのが、「赤ちゃんが落ちないか」ということなんですね。
よく、抱っこひもからの赤ちゃんの落下がニュースになっていて本当恐ろしいんですよ><
抱っこひもは、対面抱っこといって赤ちゃんと向かい合っているときはかがんだ時や、おんぶのときは抱っこする親が姿勢が変わった際は要注意で、するんと下に落下するのが1番危ないのです。
ですがこちらのナップナップの抱っこひもは、中に安全防止ベストが標準でついていて、とても安全におんぶをすることができます。
というか、私はこのブログでも抱っこひもをおすすめしてきましたが、このおんぶをするときに安全防止ベルトがついていないものは、まったくおすすめしていません。これは国民生活センターや東京都なども、抱っこひも販売メーカーに呼びかけて製品の改善を要求しているんです。
ナップナップの抱っこひもは、2年前から、この落下防止ベストを採用しているので、月齢の小さい赤ちゃん(6ヶ月以内とか)やおんぶの際はとくに、このベストを装着するようにしましょう。
▲ワンプッシュで簡単に着脱できます。この中に赤ちゃんを抱いて抱っこするイメージです。下に落下する心配もなく、安心。
コンパクトにたためて便利
これもナップナップのいいところで、とてもコンパクトにたたむことができるんですね。比較はアップリカの抱っこひもですが、どちらも同じくらい小さくなります。
これならベビーカーの下にも簡単に入るし、また子供をベビーカーに降ろしてでもまたすぐグズるかもしれないから抱っこひもは腰に巻いたままコンパクトにたたむ、ということもできます。
▲iPhone6とくらべても結構小さくなります。
メッシュ素材が重宝
特に夏場は、例えばエルゴの布素材のものとかだと赤ちゃんも汗だくになりがちですが、こちらはファスナーを外せば全面メッシュに切り替えられるという優れものです。
冬場はそのまま使えばいいので、こういった配慮は非常に嬉しい仕様ですね。
ポケットが大きく手ぶらで買い物にいける
手に取ればわかるんですが、思った以上にポケットが大きいです。小さい財布、それからおむつなども入りますね。
ちょっとした近所の買い物なら、この抱っこひもで十分です。
ちなみに夏場とかはこのポケット部分に保冷剤とか入れたら涼しいかもしれません。私もよくやっていましたw
▲上のポケット部分にも、下のファスナー部分にもモノが入ります。これは私が持っている一本目のアップリカにもない機能でいいなと思いました。
もちろん洗濯もできる
当然ですが洗濯もできるので、抱っこひもを清潔に保つことができます。
ちなみによだれパッドつきのセットもあります。ネットだと1万円以上だと送料が無料になるので、このセットがお得そうです。まぁよだれパッドは結構どこでも売っているので、好きなデザインがあれば購入すればいいかなと思います。
新生児パッドは生後10日〜4ヶ月頃まで
抱っこひもに新生児パッドを装着すれば、生後10日頃の赤ちゃんから、4ヶ月頃の赤ちゃんも、縦抱っこができるようになります。
むしろこちらがなければ新生児の赤ちゃんは使用できないので、注意してください。
ちなみにこの新生児パッド、抱っこひもと一緒に買うと約2600円と、エルゴのインファントインサートの約4000円と比較しても、お安いです。いいですね。
napnap抱っこひものよくないところ
本当いいところばかりなのですが、それだけだとあれなので、よくないところも挙げたいと思います。
前向き(外向き)抱っこはできない
まず、仕様上、「前向き抱っこ」はできません。前向きというのは赤ちゃんが外を向いて、進行方向と同じ方向を見ていることですね。よく外国人のパパがやっているような抱っこです。
これだと赤ちゃんも景色がよく見えてご機嫌、というのを聞きます。実際私も1本目の抱っこひもはアップリカで、この前向き抱っこができたのですが、確かに嬉しそうにしていたし、周りからも良くも悪くも見られます。
とはいえ、我が家は前向き抱っこはほっとんどせず、主に対面抱っこばかりでした。
必須の機能ではないけれど、どうしても前向き抱っこをしたいという方にはおすすめできません。
2人目、3人目と長く使うとよれてくるかも
製品はお値段の割に本当しっかりできているのですが、アップリカやエルゴと比べると、やはり少し「頼りない感」があります。
2人目、3人目とずーっと使うとなるとよれてきそうなので、まずはお手軽に、という方や、抱っこひもの買い替えでもう兄弟の予定もない、という方におすすめです。
▲私が持っているアップリカの抱っこひもと比べると、ちょっと小さめの作り。子供が小さいうちはいいですが。対象年齢は3歳までです。
リアル店舗での取り扱いが少ない
残念ながらこちらの抱っこひもは、リアル店舗での販売が少ないです。実際に手にとって試着して決めるというのがなかなかできません。
店頭だと、バースデイ、それから一部の西松屋と言う感じです。大手のアカチャンホンポやベビーザらスでは売られていないようです。
広告費をさほどかけていないからなのか(?)わかりませんが。
そういうわけで、こういった感想や口コミを見ていただいて、買ってもらうしかないというのは、ちょっと他の抱っこひもより頼りないですね。いい製品なので店頭でももっと取り扱ってもいいと思います。
こんな人におすすめ
そんなわけで、長々と解説してきましたが、こちらのnapnapの抱っこひもは、以下の方におすすめです。
- なるべく低予算で抱っこひもがほしい人
- 新生児から使える抱っこひもを探している人
- 日本人の体型にあった、日本製のものがほしい人
- 人とかぶりたくない人
とにかくコスパがいい抱っこひもですね。落下の心配もほとんどない抱っこひもで、このお値段の抱っこひもはそうそうありませんので。
あとはあまり持っている人がいないので、かぶらないのもいいですね。みんなエルゴですし・・・^^;
種類やデザインはどんなものがあるの?
napnapの抱っこひもは、シンプルに3種類です。
1.シンプルで安価な「ベーシック」
私が持っているのがこちらのベーシックですね。無地で、シンプルで、服にも合わせやすいです。
その代わりちょっとデザインは物足りない感じがありますが、機能も必要十分で、1万2千円程度で新生児から使える抱っこひもが手に入ると考えると、とてもいいです。
2.機能的でデザインも可愛い「UKIUKI」
こちらは最近発売された、機能もデザインも兼ね備えた、いわば全部入りのシリーズ。
デザインもデニム地、チェック柄、オーガニック系など選べて可愛いですね。個人的にはこのモデルが1番おすすめです。
お値段もベーシックに比べると少しお高いですが、それでも1万5千程度。おまけによだれパッドつき。
あと、おんぶのときに、簡単にフードを装着できるというのも魅力です。おんぶしていると、案外すぐに子供の首って後ろにいってしまうので。自分1人でも簡単に引っ張って装着できるというのはいいですね。
人と違うものがほしい、デザインも可愛いものが良いという方は、こちらがいいと思います。
3.柄が可愛くて軽量・コンパクトな「COMPACT」
このコンパクトは、たたんだときの厚みも8センチで、400グラム以下という軽さが魅力的です。
新生児パッドを使えば新生児からも使えます。
ただし、生地がポリエステルなこと、それから背中のメッシュはないので注意が必要です。
柄は総柄風のものもあったりと可愛いです。
まとめ
なんか回し者みたいな感じで長々と書いてしまいましたが、本当この抱っこひもはコスパも高くていいなと思ったので、紹介させていただきました。
抱っこひもはエルゴだけじゃない、と思ってもらえれば嬉しいです。日本製ものでも、いいものはたくさんありますからね。
おしまい!ママブロガーのまなしばでした。