ワイモバイルにMNP(番号そのまま乗り換え)しました
まなしばです。
今までiPhone5を2年ほど使用していて、次の機種をどうしようかなと思っていたのですが、高い端末代と月々の通信料を払うのが馬鹿らしくなってきたので、今話題のYahoo!の携帯、ワイモバイル(Y!Mobile)にMNPしました。
機種は、8月末時点で無料だった、GoogleのNexus5にしました。
※2016年6月現在、いまはiPhone5SとNexus5X、DIGNO Eなどが人気ですね。
この記事の続編はこちら
- ワイモバイルのスマホ・Nexus5ってどう?iPhoneユーザーだった女子が一週間使ってみたレビュー
- ワイモバイルにするなら2台以上がお得!家族割引で月々500円引きになるよ
- iPhoneからワイモバイルにして一か月。本当にスマホ料金がガラケー並みに
Yモバイルの評判とMNPした理由
そもそも、私はauを12年使っていた(自分でも驚き、なんてヘビーユーザーだったんだろう)のですが、今回わざわざワイモバイルにMNPした理由は以下です。
- 月々の携帯代が半額になる
- 既存の大手3キャリアが値上げした
- Nexus5がオトクに手に入る
- 今後、SIMを差し替えるだけで、自由に端末を選択できる
- テザリングが使用できる
- SoftBank Wi-Fiスポットが使える
以下に詳しく見ていきます。
1.月々のスマホ代が半額になった
CMで放送されているとおり、ワイモバイルにすることによって、月々のスマホ代は、私の契約内容の場合、約4000円/月になりました。
これはワイモバイルのプランで、月々3GBまで使える「スマホプランM」の場合です。
ワイモバイルの料金プラン
iPhone5はauを使用しており、端末代金は分割で、だいたい月に8000円〜9000円を支払っていました。
これを見ている方も、分割で支払っている方はそれくらいなのではないでしょうか?
スマホは手放せないものになっていますが、既存の3キャリア(docomo、SoftBank、au)でスマホを使用しようとすると、結局高額になってしまいます。
しかしワイモバイルなら安い。今の使用の仕方であればワイモバイルのプランでいけるかと思い、MNPしました。
利用料金の比較
格安になったと言っているけれど、どれくらい格安になったのか?
端末代込みで2年単位でざっくり比較してみると
- au、iPhoneの時:
約8000円×24ヶ月=19万2千円 - ワイモバイル、Nexus5時:
約4000円×24ヶ月=9万6千円
自分で計算してみて驚きなのですが、2年間で約10万円ほど違います。これは大きい。パソコン買えますね。
コストで比較するとそのようになります。
モバイルデータ通信、通話プランの比較
では、データ通信プランや通話プランはどうなるのでしょうか。
- au、iPhoneの時:
モバイルデータ通信は7GBまで
通話はauなら1時~21時無料、その他時間と他社なら20円/30秒 - ワイモバイル、Nexus5時:
モバイルデータ通信は3GBまで
通話はひと月に10分まで300回までが無料、それ以降は20円/30秒
ワイモバイルの場合、私の契約したプランが「スマホプランM」なので、3GBまで使用可能です。
ひと月にもしそれを超えてしまえば、128kbpsという超低速になります。(課金すれば速くなりますが)
ちなみにこのモバイルデータ通信は、SoftBankの回線を使用しているので、今のところ問題を感じたことはありません。
月に3GBなんて、足りないのではないかと言われそうですが、我が家の場合、家にフレッツ光をひいており、自宅ではWi-Fiを使えるので、事足りるということでこのプランに。
もし自宅に、イーモバイルやWiMAX、もしくはフレッツ光などのWi-Fi環境があって、なおかつ外ではそれほどネットを使用しない、できる限りWi-Fiスポットを使用するという使い方ができるのであれば、このワイモバイルは大いにおすすめします。
(ワイモバイルでもSoftBankのWi-Fiスポットは無料で申し込み、使用できます)
あと、ワイモバイルのキャンペーンで、毎日Yahoo!のWEBサイトにログインすると、翌月のモバイルデータ通信料がアップするキャンペーンもあるので、上記のような使い方をするなら、これも嬉しいキャンペーンになります。
通話に関しても、10分を超えるような電話になる場合は、LINE電話を使えばいいかなと思っています。
LINE電話に関して詳しくはこちら。
というわけで、自宅にWi-Fi環境がある方は、ワイモバイルはおすすめです。
逆にそうではなく、たくさんモバイルデータ通信を使用するという方は、割高になってしまうので、あまりおすすめできないです。
ちなみに、月にどれくらいのモバイルデータ通信を使用しているかを見るには、それを計測するアプリがあるので、それを使用するのも手です。(私はiPhoneでは7GBを超えないようそれを見ながら使用していました)
Androidなら設定からモバイルデータ通信の量を見ることが出来ますね。それで確認してみてください。
既存の大手3キャリアが値上げした
最近ですが、大手3キャリア(au、DoCoMo,Softbank)の3社が、電話をあまり使用しない層に対しても通話定額込みの値上げを始めました。
電話をあまりせず、ネットを使用するユーザーには優しくない料金プランになったなあと思います。
→参考:
一例に、auの場合の料金プラン
これは大手3キャリアとも同じで、通話定額に2700円、これにプラスしてデータ定額料金をプラスさせる形です。
だいたいですが1000円/1GBなので、5GB使用すれば表にある通り、約8000円~という計算になります。高い!
今までは月に7GBまではデータ通信が使用し放題でしたが、これを従来通り月に7GB使用しようとすると、なんと月に1万円。高い!
通話をしない人にとっては、この通話定額はいらないのですが、今後このプランに入らざるを得なくなってきます。
そこで登場し始めているのが格安スマホの類。
私はSIMフリーのAndroid端末を持っていないため、まず何かしらの端末を手に入れる必要があります。
端末さえ手に入れば、あとはMVNOと言う、他社の携帯回線を借りて自社ブランドとして通信サービスを行っている格安通信キャリアを使用すればいいので、キャリアにこだわりはありませんでした。
Nexus5がオトクに手に入った
そこで今回ワイモバイルのNexus5にしたのは、Google(LG)の比較的完成度が高いNexus5が、ワイモバイルであれば端末代が無料だったためです。
※確認しましたが、2016年9月現在でも、ソフトバンク以外からのMNPであれば、Nexus5XやiPhone5Sはかなりお安く買えますね。
こちらから申し込めれば、まだキャンペーンはやっています。
ソフトバンクからは同グループのため、MNPとみなされず、端末代金がかかり、なおかつ月々の料金プランも+1000円なので注意が必要です。
「→ソフトバンクモバイル、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからMNP転入のお客さまは、ご利用開始月からプランSは3,980円、プランMは4,980円、プランLは6,980円となります。」
ソフトバンクの方は、「契約変更」扱いになるため、新規で電話番号を取得して契約したほうが、月々の利用料金を抑えられますね。
MNPであれば、iPhoneだと分割にせよ一括にせよ、端末代でだいたい5〜6万円かかりますが、それが無料になるのは大きい。
無料でなくとも、少なくとも低価格で完成度の高い端末を手に入れられることは大きいので、今回ワイモバイルのNexus5にしました。
iPhone6も発売ということで、iPhoneユーザーとしてはそのままiPhone6に移行しようと思っていたのですが、端末代、通信料ともに格安のNexus5にしたというわけです。
ちなみにNexus5は、ヤフオクでも高値で取引されています。
2015年1月時点で、32GBのモデルで、約3万円〜3万5千円ほど。
Nexus6が発売されているにもかかわらず、とても人気の機種です。
とりあえずMNPして売却したとしても、元が取れるような機種ですね。
今後、SIMを差し替えるだけで、自由に端末を選択できる
これも今ワイモバイルに変更した理由のひとつで、Nexus5内に入っているSIMカードを別のSIMフリー対応スマホに入れ替えれば、そのスマホを使えるようになるので、自分の好きなタイミングで、キャリアに縛られることなくスマホを機種変更することができます。
SIMフリー端末であればそれが可能なので、買う前に機種を確認してくださいね。ちなみにNexus6もSIMフリー端末なのでワイモバイルでなくとも通信できます。
2015/2/16追記
YmobileのSIMをXperia Z3 Compactに挿して使用してみました。こんなこともできます。
※2015/10/6追記
(ただし、ワイモバイルの通信自体を解約する場合は、二年未満だと解除料9500円が必要です。
ソース:ワイモバイル よくある質問)
iPhoneだとできないですが(海外版SIMフリーiPhoneを手に入れれば可能)、たとえば既存の大手3キャリアなら、Aのスマホはauのキャリア、Bのスマホはdokomoと、端末と通信会社がセットになっていますが、この縛りがなくなり、自由に端末を選ぶことができます。
私の場合、通信キャリアはワイモバイル、Nexus5の端末はワイモバイルで購入したけれど、SIMカードを他のSIMフリー対応端末に入れればいつでも機種を変えられるという状態です。
これで、端末を購入するために通信キャリアを選ぶ、ということはなくなるのです。
※2015/10/6追記
上記でSIMを差し替えられると記述しましたが、ワイモバイル側で制限がかけられたり、解除されたりといった動きがあったようです。ですので基本的には自己責任でお願いします。
興味のある方は、下記の記事を参考にしてくださいね。
参考:イー・モバイル 4G-S契約でIMEI制限が撤廃?SIMフリー端末での通信可能報告が続々と
※2015/10/22追記
ワイモバイルにすると、キャリアメール(@ezweb.ne.jpや@docomo.co.jpなど)は使えなくなるので、注意してくださいね。
その代わり、GoogleやYahoo!のメールアドレスを取得して使用すればいいかと思います。
また、最近の連絡手段はLINEになってきていると思いますので、そこまで問題もないかもしれません。
テザリングが使用できる
他のMVNOと違うのは、テザリングができる点です。テザリングオプションに入れば、SoftBankの回線を使って外出先でもテザリングを使えます。
テザリングオプションは無料で使えます。
対象機種は、DIGNO C , Spray , Nexus 6 , MediaPad M1 8.0 , DIGNO T , Nexus 5 , ARROWS S , DIGNO DUAL 2、STREAM S 302HW、その他のスマートフォン。
データ容量が決まっているものの、これは魅力の一つですよね。
SoftBank Wi-Fiスポットが使える
またワイモバイルなら、SoftBankのWi-Fiスポットが使えるんですよ。基本的にワイモバイルはデータ容量が決まっていますが、このスポットを効率よく使えば、速いし節約にもなりますね。
まとめ
ワイモバイルに変えた理由、メリットは
- 月々の携帯代が半額になる
- 既存の大手3キャリアが値上げした
- Nexus5がオトクに手に入る
- 今後、SIMを差し替えるだけで、自由に端末を選択できる
- テザリングが使用できる
- SoftBank Wi-Fiスポットが使える
です。
私の契約の場合ですが、少しでも参考になればうれしいです。
ワイモバイルに関する料金プラン、キャンペーンなど詳しくはこちら。
ネットでも簡単に契約できるようなので、興味のある方は是非。(ネットで申し込めるならネットで申し込んだらよかった)
次はNexus5、そしてAndroidのメリットについて書きたいと思います。
この記事の続編はこちら
- ワイモバイルのスマホ・Nexus5ってどう?iPhoneユーザーだった女子が一週間使ってみたレビュー
- ワイモバイルにするなら2台以上がお得!家族割引で月々500円引きになるよ
- iPhoneからワイモバイルにして一か月。本当にスマホ料金がガラケー並みに
おしまい。