女子に告ぐ。夫や子供のことだけを語れる人生を歩んではいけない

ああまた背伸びしたタイトルをつけてしまいました。でも、本当思うんですよ。

最近、ママ名刺が流行ってるとか言うじゃないですか。ママ名刺って、ママ友同士で交換される連絡先名刺って位置づけらしいのですが、モノによっては「夫の勤め先」や「夫の年収」さらには名刺の紙質でなぜか上下関係が決まる・・って呆れるにもほどがありますw私の周りでは聞いたことがないので、都市伝説かもしれませんが・・・。

夫のことをアピールするしかないくらい、自分には何もないのか?

いやね、夫のことを素晴らしくアピールされる分にはいいですけど、でもね、それって、あなたのことが何者であるのか、をまったくアピールしていないんですよ。

「夫は広告会社につとめていて、その妻です」

これはもうただの金魚の糞です。金魚なしには糞を語れない。

夫のことをアピールせざるを得ないくらい、夫に生かされているということなんですよ。どうして人のふんどしで相撲を取るんだろう。あなたは何なのですか?。夫に便乗して生きていくのですか。それでいいんですか。

べつに専業主婦を否定しているわけではないです。生き方のスタンスの問題です。専業主婦でもワーママでもなんでも、「子供は◯歳と◯歳で、今は子育てが大変だけれど、時間ができたらこういうことをしたい」とかあるでしょうよと。

会社のふんどしで相撲を取ってもだめ

ワーママでも、

「会社の辞令が出て部署が異動になったし、ゆるーく働いてぶら下がっています」

じゃなくて、

「将来こういうことがしたいから、こういう仕事で、こう働きたい」

とか考えないとだめだなぁと。

発想が会社ありきになってはだめです。

もっと自分がこうしたい、こうなりたい、そう思って生きていかないと。

そういう人生を歩みたくないですか?

20年、30年後に、”自分”の自己紹介をできるか

あるセミナーで講師の方が言われていて印象的だったのですが、その人が定年の年齢間近になって同窓会に参加したところ、女性のほとんどの自己紹介が、「子供が〇〇で、夫は〇〇に勤めていて、姑が〇〇で、どうたらこうたら」という話しか出てこなかったんだと。

つまり、自分の話は一切出ずに、周りの人の話ばかりになってしまっていると。

たぶん、本人たちはそんなつもりなく、自分の周りの人の”紹介”を自己紹介してしまったと思うのですが、これって意識していないとそういう生き方になってしまうのかなぁと思ったのです。

一生懸命子育てすることも本当に偉大だし、もちろん否定しているわけではありません。でも、その中での苦労とか、どう考えてどう子育てしてきたら、こういういいことがあったとか、そういう体験って絶対あると思います。それは紛れも無く、その人が考えて行動してきた結果であり、その人が誰であるかの「アイデンティティ」になるわけです。

女性って、「自分がこうしたんだ!」という欲求よりも、群れて調和する方が好きなんだと思うので、意識していないとそうなるのかなと。思考停止してそのままなんとなく生きていてはだめです。

周りの環境ありきじゃなくて、常に自分がどうありたいのかを考えて行動すべき

そうならないためにも、常に自分がどうありたいのか?そう考えて行動することが大切だと思います。

私がいつも勝手に思っているのは、「できない理由を他人のせいにする人はいつまでたってもできない」ということです。他人、他部署、夫、子供、何でもそうです。

そういう人は一生他責にして、でも、他人によりかかって生きてしまいかねない。すべての要因や考え方を他人ありきにしているうちは、自分で責任も取れないし、責任がなければ成長もない。自分のことを内省し、自分を変えていくことで周りも変えていく。

過去と他人は変えられないけれど、未来と自分は変えられる。周りの環境のせいにしないで、まずは自分から、というそういう考え方が大事なのだと思います。

女性の社会進出と言われているけれど

じゃあまずは自分から、となっても、一体何をやれば、頑張ればいいのでしょうか。やりたいことが明確にある人って、少ないですよね。これは友人たちと話していてもそう思います。

まずは好きなことをやってみたらいいと思います。子育ての空いた時間を使ってでもいいですし、好きなように好きなことをやってみればいいと思うんです。

私の場合はそれがこのブログであり、サイト作りでした。産休して時間があったので、ブログを始めてみて、サイト作りの面白さであったり記事を書くことの楽しさであったり、そして数字が伸びていく、伸ばしていくことが楽しくて気付いたら夢中になっていました。

なんでもいいと思います。料理が好きなら、料理をブログにアップしてみたり、料理教室なんかもできたら素晴らしいですよね。

また、子育てが楽しくて仕方がないなら、それはきっと一種の才能です。それをブログにして、切り口を変えて発信してみたらいいと思うんです。例えば、その一つのモデルがアメブロのLICOさんで、彼女は今や超人気アメブロガーで公式ブロガーであり、本まで出版されていますね(面識はありませんが勝手にファンで)。彼女の子育て論に心を救われた方もたくさんいるでしょう。

はじめから大きなことをやろうとするのではなく、まずは自分にできることから始めて、蓄積していくうちにいつの間にか大きな実績になっていた、というのはよくある話だと思います。

女性が自立して、そして自分で事業を作っていけるようになることこそ、この超少子高齢化社会で求められていることであり、貴重な労働力の担保になって国力がアップするんです。それこそ国が今頑張ってやっている、女性の社会進出なんです。

私は今後そういう人たちをもっと応援していきたいし、サポートもしていきたいと思っています。とりわけ、ブログメディアを作ってそれを形にして発信していく、ということで応援していきたいですね。私と同じようにやってみたい人がいれば、ご連絡ください。何か一緒にできれば面白いですよね。

おしまーい!まなしばでした。