出産手当金と育児休業給付金はいつ貰える?振込金額とスケジュール

出産手当金と育児休業給付金の実際の振込金額とスケジュール

@まなしばです。

この間ふと自分の銀行の預金口座をみてみたら、いきなり預金が増えていて、名義には「ショクギョウアンテイキョク」という文字が。
これは、育児休業給付金が入ってきたのか?と思って確認してみるとやはりそうでした。

通知がなくて明細が全然わからないなあ、と思っていたら翌日に自宅へ「育児休業給付金支給決定通知書」といいものが届きました。月にどれくらいの育休手当が支給されるのかを決定しました、という通知書です。

というわけでこれを機に育休手当関連で、支給されるお金、費用について、実際に私がいくら支給されたのかも含めて、まとめたいと思います。

前提と入金スケジュールまとめ

という前提です。(もしかしたら少しずれているかもしれませんが大まかにはこんな感じ)

下記に一つずつ解説します。

出産育児一時金

支給金額:42万円

これは国からもらえる、出産分娩に対する補助金のようなものです。
支給額は基本的に決まっていて、1児につき42万円(在胎週数が22週に達していないなど、産科医療補償制度加算対象出産ではない場合は39万円)です。

出産費用に関する記事にも書きましたが、分娩費でだいたい60万円ほどかかったので、42万円の補助をひいて18万円ほどを自費負担しました。

支給時期

私は直接支払い制度を利用したので、出産病院を退院するときに差引された金額の18万円ほどを支払いました。

出産手当金

支給金額

出産手当金とは、

出産予定日を含む42日間を「産前」、出産日の翌日から56日間を「産後」として、この期間は女性を就業させてはいけないと規制されています。休業中の給料を払う、払わないは会社の判断に任せられていますが、給料が払われなかった場合(もしくは払われても所定の額以下である場合)は、加入先の健康保険から「出産手当金」が支払われます。
支給額は休業1日につき標準報酬日額(健康保険料の計算のもとに標準報酬月額を30で割ったもの)の3分の2に相当する金額になります。

出典:アフラック 出産でもらえるお金

「標準報酬月額」って何だろう?
聞き覚えがあるけどなんだっけ。。と調べたら、基本給や残業代や通勤費などを合わせた報酬で、その年の4月、5月、6月の平均報酬額でした。

たとえば、標準報酬月額30万円の場合、1日あたりの出産手当金は6667円になります(小数点第1位以下は切り上げ)。出産予定日ぴったりに生まれた場合、産前休業分=約28万円、産後休業分=約37万円の出産手当金を受け取ることができます。

出典:アフラック 出産でもらえるお金

つまりこの場合は、約6700円×42日=産前28万円分、約6700円×56日=産後37万円分という意味ですね。

私の場合は、異常に金額が高くて、何でだろう?と思っていたのですが、その年の標準報酬月額が高かったからというのが理由でした。
※私の場合は予定日から二日遅れたので、2日分多いはずです。
中央労福協 出産-出産予定日と実際の出産日がずれた場合

当時(その年の4、5、6月)いた部署が忙しくて、残業を大量にしていたからだと思われます。
(微妙に妊娠してる時期とかぶっている時もあって、今考えるとかなりリスキー)

しかし私は2013年度に産休に入っているので、こちらの出産手当金の社会保険料は免除されず、産休期間中の約四カ月間は、同じ会社である夫の給与から、社会保険料が毎月7万円ほど控除されるという控除地獄に陥っていました。

2014年度からは、産休期間中の社会保険料も免除されることになったため、今から子供を産むという方にとってはとてもいい環境だと思います。
参考:日刊工業新聞 産休期間中も社会保険料が免除になります。(H26年4月から)

支給時期

でした。

12月に入った産前休暇から、約四カ月後に会社の入っている保険より入金されていて、
1月に入った産後休暇から約四カ月後に入金されていました。

この辺は加入している保険によってまちまちのようなので、参考程度に。
正確な時期を知りたいのであれば、問い合わせるのがいいと思います。

それまでは音沙汰も特になく、一気に入ってくるという感じなので、もし家計がぎりぎりなのであれば、計画的に準備しておきたいところです。

育児休業給付金

支給金額:約14万円/月

育児休業給付金とは、

産前・産後休暇後に、引き続き育児休業を取得する場合、雇用保険から「育児休業給付金」が支給されます。
支給額は「休業開始時賃金日額×支給日数×50%(当分の間)」。
育児休業給付金の計算のもとになる「休業開始時賃金日額」は、産休前の6カ月分の賃金を180で割った金額です。

育児休業期間中の社会保険料は労使ともに免除となっています。

出典:アフラック 出産でもらえるお金

上記の引用部分は2013年の場合です。
そして私の場合は、2014年の3月末に育児休業を開始したので、支給額が50%だったのですが、2014年の4月から育児休業を開始した方たちは、半年間の間、67%分がもらえます。(半年の後は50%)

つまり今から子供を産む方は、上の産休期間中の保険料免除も含めて、金銭的にはかなりいい環境になるのではないでしょうか。

支給時期

私の場合は、2013年3月末に育児休業を開始し、6月の中旬ごろに、「育児休業給付金支給決定通知書」が届き、ほぼ同時に口座に入金されていました。

ただし、入金されるのは一か月ごとの給付金ではなく、二か月ごとの給付金です。
つまり口座に入金されていたのは、上記金額の倍の、約28万円が入金されていました。

まとめ

ややこしいですね。だいたいこんな感じです。

産休、育休に入る前、どんなスケジュールでどれくらいの金額が支給されるのかイマイチわからなかったため、まとめてみました。
同じような方の参考になれば嬉しいです。

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おしまい。