ポケママブロガーのまなしばです。ポケモンGOがついにリリースされましたね。やっとです。
さて、もう海外でリリースされてから、毎日のようにニュースで流れてくるポケモンGO。とはいえ、いまいちどんなゲームかわかっておられない主婦の方も、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
また、お子さんにも「ポケモンGOやりたい」ってねだられる機会も多くなるでしょう。
そんなときに、特に自分の子どもがポケモンGOをやるにあたって、保護者がどんなゲームなのかわかっておくこと、それから注意点を抑えておくことも大事かと思うので筆を取らせていただきます。
内閣サイバーセキュリティーセンターからポケモンGOに関する注意喚起が正式になされたり、官房長官が記者会見をして注意を促しています。
しかし、なぜその注意が必要なのか、の部分を、親もどんなゲームなのか背景を理解しておく必要があると感じたので、そこを解説します。
私はリリースされる前に1ヶ月ほど、フィールドテストというポケモンGOのテスター(バグや改善点を発見して報告するようなもの)に当選して遊んでいましたが、たしかに注意点がいくつかありました。
ポケモンGOってどんなゲームなの?
まず、ポケモンGOは、スマホのアプリで遊べるゲームです。iPhoneとAndroidに対応しています。基本は無料で遊べて、誰でもダウンロードできます。
さらにゲームをやりこみたい場合は、課金ができます。
で、このポケモンGOが普通のゲームアプリと違うところは、位置情報を使うところです。
位置情報ってなに?という感じかもしれませんが、たとえばスマホには、グーグルマップのような地図アプリってありますよね。
そのような地図をもとにして、スマホを持って歩いていたらポケモンが出てきたり、近くの公園でモンスターボールなどのアイテムを拾えたり、と、すべてが現実世界の実際の場所に、ポケモンが出てくるかのような演出がされています。
そして、そんなポケモンをたくさん捕まえて、レベルを上げて育てて、他のプレイヤーと戦って、自分のプレイヤーレベルも上がっていく、というものです。
実際はもっと細かいのですが、だいたいそんなゲームだと思ってもらえれば大丈夫です。
13歳以下は遊べない
これ重要です。
ポケモンGOをダウンロードして起動したら、まずはじめに年齢を教えて下さいと出ます。
ここで、13歳以下であればポケモントレーナークラブで登録します、という画面になります。(13歳以上であればグーグルアカウントでも登録できます。)
しかし、13歳以下で選ぶと、ポケモントレーナークラブを通じて登録できるのかとおもいきや、こんな画面になります。
現在、「ポケモントレーナークラブアカウント」のサービスが混雑しており、新規アカウントの作成などのご利用が正常にできない状況となっており、状況の改善に努めております。
そのため、新規アカウントの作成ができない13歳未満の方は『Pokémon GO』をプレイしていただくことができません。
大変ご迷惑をおかけして申しわけございませんが、今後の情報の更新をお待ちください。
13歳以下だと、現状遊べないのです。
そのあと、アプリをアンインストールすると、またはじめの年齢選択画面になり、自分の年齢を選べるようになります。
なので、まずは13歳以下のお子さんがやりたいと言い始めたら、一緒に遊ぶようにしてください。
2016年7月26日追記
ポケモントレーナークラブアカウントへの登録方法が新しく更新されました。
13歳以下が登録できないことに変更はないのですが、保護者のメールアドレスで、保護者のアカウントであれば作成できることになりました。
いずれにせよ、保護者の監視下のもとでゲームを楽しんでください、ということです。
家ではほとんど遊べない
また、保護者の方のなかには、「家では遊べないの?」と思われる方もいるかもしれません。ポケモンGOをやりに行く、って言って、夏休み全然家にいない、みたいなね。
基本的には家でできることはほとんどありません。
ポケモンにふしぎなアメというレベルアップアイテムを上げて育成をするくらいです。
ポケモンを捕まえることがこのゲームの要になります。
そのポケモンは、自宅近くだけでなく、いろんな場所に出現するので、歩いたり移動したり、歩いて生活するその延長上にポケモンがいる、というイメージです。
※ただし、課金をしていいアイテムを使える場合は、自宅にいながらでもゲームを楽しめることになっています。
→地図を使う、家だけではあまりできないスマホゲーム
ポケモンGOを始めるにあたって注意したいこと
1.自宅近くでスクリーンショットをネット上にあげない
たんに地図を使っているだけでは、誰がどこにいるかというのはわかりませんが、そのゲームのスクリーンショットをインターネットにあげたりすることは大変危険です。
たとえば、
「俺の家だとコラッタしか出ない」
なんてツイートして、自宅近くのスクリーンショットともにあげてしまうのは大変危険です。
地図に示されたスポット、地図の形などで特定できるからです。
また、そのアカウント名と自宅近くが紐付いてしまうわけですから、特定できてしまうでしょう。
Twitterで友達と絡んでいるだけであっても、全世界に公開しているということを忘れてはいけません。(鍵アカウントでも、他に見れる人がいて、その人が他人にシェアしてしまえば同じことなので)
2.TwitterやFacebookアカウント名と同じ名前でプレイしない
ポケモンGOを始めると、プレイヤー名を設定できるのですが、これをTwitterアカウント名やFacebook名と同じような名前にしないようにしてください。
「satoshi」「serena」など、当たり障りのないニックネームにしましょう。ちなみにプレイヤー名として設定できるのは英数字だけです。すでに使われているものは登録できないのでいろいろな文字を試してみましょう。
上のように写真をあげなくとも、たとえば他のプレイヤーが、
「このプレイヤー強いな・・一体誰なんだろう・・」
といってTwitterなどでアカウントを検索する可能性があります。
同じ名前のような人であれば見つかってしまいます。
お互いに承知の上でアカウントを教え合うには大人であればいいですが、子どもが一方的に、しかも知らない人に認識されてしまうのは危険です。
3.知らない大人についていかない&会わない
知らない大人についていってはだめと学校でも親からでも教えているかと思うのですが、たとえば
「あっちの方でシャワーズがいるのを見つけたんだけど、おじさんと一緒に来ない?」
とか、ネット上で
「ミュウが出る場所を知っているので、実際に教えるので会いませんか?」
なんて言われたら、シャワーズやミュウを持っていない子どもであれば連いていってしまいかねないでしょう。(ポケモンGOにおいてシャワーズは強い、ミュウは出るのか知らないですが)
たしかに、場所によって違うポケモンが出ます。
水辺なら水ポケモンだったり、また、ポケモンを意図的に呼び寄せるアイテムなんかもあるので、それを使えば少しはポケモンを集めることができるのも事実です。
が、ついていってはだめと教えて下さい。
こういうおじさん=ロケット団みたいに冗談めかして伝えているものもありますが、ロケット団みたいに可愛いもんじゃないです。
というかアニメに出てくるロケット団はむしろ主人公サトシを見守って要所で助けてくれる存在なので味方です。ムサシ、コジロウ、ニャースはいい奴なんだよ。
4.ひとけのないところで遊ばない&親と一緒に遊ぶ
これは誰と遊ぶときもそうですが、ひとけのないところで遊ばないようにしましょう。
アメリカでは夕方に子どもたちが出歩くことはほとんどないそうですが、ポケモンGOの影響で、外で遊ぶ子たちも増えたそうです。
もちろんそれもいいことですが、そういうときは1人で遊ばず、友達や親と一緒に出歩くよう喚起されているようです。
5.変なサイトからポケモンGOアプリをダウンロードしない
アメリカでは、ウイルスが仕込まれた偽のアプリが早くも出回っているそうです。
アプリの見た目は本物と同じですが、インストールする際に、電話帳やメールの送受信の情報に、アクセスする許可を求めてくる、とのこと。
そしてアプリを起動すると正規版と同じ画面が現れますが、裏で外部と通信していて、電話帳のデータやメールなどの個人情報を抜き取られるおそれがあるということです。
かならず、Apple、それからAndroidのアプリストアからダウンロードさせるようにしてください。
6.歩きスマホをしない
ポケモンGOは自分が移動してはじめて色んなポケモンが出てくるので、歩きスマホをする人がたくさん出るかと思います。
歩きスマホは、危ないです。気付かずに人とぶつかってしまったり、電車と接触してしまって事故にあったりといったことも考えられます。
ポケモンGOには、そんな歩きスマホ対策として、ずっと画面を見ていなくとも、歩いていると液晶がオフになって、ブルっとバイブレーションで通知させてくれる機能(バッテリーセーバー)があるので、通知がきたら安全性を確認して止まってプレイさせるようにしてください。
本格的にやるようであれば、今月末に発売予定とされている、ポケモンGO PLUSという腕に巻き付ける端末を買ってあげてください。
歩いていてポケモンが出たりアイテムが近くにあると、その腕に巻き付けている端末に、通知をさせてくれます。予定では3000円程度だそうです。私も買います。
2016年9月16日追記:
ポケモンGO Plus、発売されました。Amazonやポケモンセンターオンラインなどで発売されています。
7.危険な場所に立ち入らない
危険な場所や私有地など、その場所にレアなポケモンがいるからといって、勝手に立ち入ってしまうことも起こっています。
「あと20mいけば、ゲンガーが手に入る・・!」
そういうこともあるでしょう。
しかし、それはゲームの世界の話であって、現実は立ち入ってはいけない場所であれば、それは立ち入ってはいけません。
ゲンガーが欲しい理由はとてもわかりますが(強いんですよね、ふいうちという技が)、あなたが冒険を続けている限り、きっと別の場所で出会えます。大丈夫。と教えてあげてください。
8.水分補給に気をつける
夏休みに入って、日差しが強いです。ポケモンGOは外で歩き回って遊ぶことが想定されるため、熱中症にならないよう、気をつけてあげてください。
帽子、水筒、そしてスマホを持って遊ぶようにしましょう。
9.スマホの充電に気をつける
ポケモンGOは地図も音楽も通信もするので、スマホの電池の消費量が大きいです。
私もiPhoneSEでプレイしていますが、10分くらいやって10%も消費してしまいました。
スマホの電池が20%以下になったらポケモンGOで遊ぶのはやめる、もしくは携帯のモバイルバッテリーを準備しましょう。
2016年7月31日まで、Aukeyというブランドが、Amazonでモバイルバッテリーを注文すると500円引きになるポケモンGOキャンペーンを行っています。
カートに入れた後の注文確定する前に、クーポンコード「 POKEMONG 」を入れましょう。
ちなみに現在モバイルバッテリーはどこも値段が高騰して手に入りにくかったりします。私もこのクーポンを使って購入しました。
▲大容量のタイプ。iPhone6を4回充電できます。クーポンを使えば2099円が1599円になります。この容量でこの価格はなかなかないので、私はこれを買ってみました。普通に1500円とは思えないクオリティでした。
▲小型のスティックタイプ。1回の充電とかならこれで十分かと思います。iPhone6なら1回以上充電できます。1499円がクーポン使って999円になります。手軽!
10.すぐにポケモンマスターになれると思わない
「バトルでなかなか勝てない」
「ポケモンを全部集められない」
そういう方もいるでしょう。
しかし、ポケモンマスターへの道は、そう簡単なものではありません。
ポケモンアニメのマサラタウンのサトシも、ポケモンマスターになる日を夢見て旅していますが、20年間ずっと冒険していますが、ポケモンマスターになっていません。
そう簡単にはポケモンマスターにはなれないということを、教えてあげてください。
ちなみに今年のポケモン映画「ボルケニオンと機巧のマギアナ」、家族で見てきましたが、近年のポケモン映画の中でもかなり上位に食い込む作品でした。疾走感のあるバトル演出や世界観もかなりまとまっていましたし。
夏休みにポケモン映画を見に行きたいって言われたら、こちらもオススメしておきます。
ポケモンのことは話しだしたらきりがないので、これくらいにしておきます。